2023-06

認知症

【アルツハイマー型認知症】陽性症状について解説

アルツハイマー型認知症の陽性症状とは、今までになかった異常な言動や行動が出現することです。代表的な症状は妄想、幻覚、興奮です。ご家族からしたら何かとトラブルやストレスの原因になりやすいのは事実ですが、極端に強い陽性症状の方はごくわずかです。
認知症

【アルツハイマー型認知症】陰性症状について解説

アルツハイマー型認知症の陰性症状とは、今までできていた能力の喪失を意味します。代表的な症状は記憶障害、遂行機能障害、注意障害です。ご両親の日常生活場面におけるちぐはぐさや失敗は、もしかしたら陰性症状が関わっているのかもしれません。
認知症

【アルツハイマー型認知症】自然経過について解説

アルツハイマー型認知症の自然経過は初期、中期、後期、進行期に分けられます。初期は物忘れといった陰性症状から始まり、中期には妄想などの陽性症状が表れ、後期にはそれらの症状が減っていき、進行期には少しずつ身体症状が表われてきます。
認知症

【アルツハイマー型認知症】陰性症状と陽性症状に対する治療薬について解説

アルツハイマー型認知症の治療薬は、陰性症状対するものと陽性症状に対するものに大別されます。根本的に良くする薬ではありませんが、止むに止まれない場合に限り、状況に応じて適切に使い分けることで認知症の症状をある程度落ち着かせることができます。
認知症

【アルツハイマー型認知症】陽性症状への対応と治療について解説

アルツハイマー型認知症の陽性症状は介護者にとって大きな負担になることがあります。薬で鎮静化させるのは容易ですが、まずは認知症は病気の症状であることを理解し、生い立ちを知って症状の予測を立てて備えるど、薬に頼る前に試みていただけたら幸いです。
認知症

【アルツハイマー型認知症】陰性症状への対応と治療について解説

環境作りと介護によって生活リズムを整え、薬に頼らない治療を適宜取り入れ、薬による治療によってサポートすることが、アルツハイマー型認知症の陰性症状への対応と治療です。適切な対応や治療を行えば認知症の進行はごくゆっくりと進むだけで済みます。
認知症

【アルツハイマー型認知症】割合と危険因子について解説

アルツハイマー型認知症は脳細胞内に異常タンパク質が蓄積されて発症する疾患です。割合は認知症全体の約70%を占め、男女比はおよそ1:2くらいです。危険因子は加齢、性別(女性)、低教育歴、頭部外傷の病歴、遺伝性危険因子の存在が挙げられます。
認知症

認知症の原因となる4タイプの病気について解説

認知症の原因となる病気は4タイプ(完治できるもの、進行を食い止められるもの、ゆっくりとした進行が避けられないもの、急速に進行し続けるもの)です。日本では圧倒的にゆっくりとした進行が避けられないタイプの認知症がその割合を占めています。
認知症

抑うつ・せん妄、認知症との違いについて解説

抑うつ・せん妄の症状は認知症と似ていますが別物です。抑うつは思考力や注意力の低下、気分の落ち込みなどの症状。せん妄は注意力や思考力の低下、幻覚や妄想、日にちや時間がわからなくなるなどの症状です。いずれも適切に対処すれば完治可能な症状です。
認知症

認知症とボケの決定的な違いについて解説

ボケは正常な老化であり、頭の働きや感覚などが鈍くなります。認知症とは何かしら原因となる病気により、認知症という症状が出ている状態です。ボケはとっさに思い出せない程度ですが、認知症ではそれ自体をすっぽりと忘れてしまい言われても思い出せません。