気をつけているはずなのに…体脂肪が減らないのはなんで。
単純に摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが悪いことが考えられます。食事と運動のバランスを今一度考え直してみましょう。
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが悪い
消費されないで余ったエネルギーは脂肪に変換され、体脂肪として蓄積されます。しかも脂肪は炭水化物やタンパク質に変換されません。したがって、蓄積した体脂肪を減らすにはエネルギーとして消費する以外に方法がありません。
たとえば、よく動く日とまったく動かない日で消費エネルギーに700kcalの差があるとします。仮にまったく動かない日が続くとして、その間、よく動く日と同じ量を食べ続けていたらどうなるでしょう。
単純計算でおよそ10日間で7,000kcalのエネルギーが余ることになります。脂肪は1gで9kcalのエネルギーを持っているため、7,000kcalのエネルギーが脂肪に変換されるとおよそ800g程の重量になります。
つまり一日中食べてはゴロゴロ、食べてはゴロゴロした生活が10日間続くと、ほぼほぼ1kgも体重が増えてしまう計算です。冷静に考えると恐ろしくないですか。
よく動いた日はそれなりに食べ、動かなかった日はそれに見合った食事量に調整する必要があります。繰り返しますが、ダイエットでは摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが重要です。摂取エネルギー>消費エネルギーではなく、摂取エネルギー<消費エネルギーが鉄則です。
まとめ
蓄積した体脂肪を減らすにはエネルギーとして消費するしかありません。ダイエットの秘訣は摂取エネルギー<消費エネルギーが鉄則です。うまくいかないときは今一度、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスを見直してみましょう。
参考資料
岡村浩嗣:ジムに通う人の栄養学, 講談社, 2013.
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